第138回 相続税と贈与税の一体化で、暦年贈与と相続時精算課税どちらが有利なのか?

令和5年税制改正大綱を相続・事業承継の視点で徹底解説する 5回シリーズ第2回の今回は、暦年贈与と相続時精算課税、誰にどう使えばいい?というお話しです。

持ち戻し期間が7年に延長された暦年贈与の場合、 「長期的計画的贈与」が行えるか否かがポイントとなるでしょう。

●被相続人の年齢
●相続人以外の人に着目

相続時精算課税は「贈与時と相続時、どちらが経済的価値が低いか」が判断基準となります。

●自社株対策
●家賃収入を移転する

お客様にとって最良な形でご提案いただくためのヒント、お届けします!

第137回 相続税と贈与税一体化の税制改正で、ビッグチャンス到来!?

「令和5年税制改正大綱を相続という視点で見ると、
『対策はできるだけ早い時期から取り組みましょう』と
お客様の 背中を押してくれる内容になっています。」

そう語る石野毅が、5回シリーズで注目すべき2項目を徹底解説!
(1)暦年贈与は、相続発生時からさかのぼる課税対象期間が3年から7年へ延長
(2)相続時精算課税は、基礎控除110万円が控除できるようになり 相続時もその非課税分は
相続財産に加算されない この2つをお客様へのアプローチ材料としてどう活用するかを
じっくり伝授します。

シリーズ第1回目は
●今回の改正をビジネスチャンスにする基本方針、どうする?
●いずれも令和6年1月1日から適用開始。現行制度が適用される 今年をどうする?

今日から行動に移せるヒント、 きっとあります!

第136回 問題整理力を高めるヒアリング

2023年が飛躍の年になりますよう お手伝いさせていただきます。

今年もよろしくお願いします。

コンサルタントがお客さまの 問題解決策を考えるうえで 最も重要な能力とは?

「問題整理力」 石野毅は話します。 相続や事業承継は特に、お客さ まが漠然とした問題をたくさん 抱え、それが複雑に絡んでいる 場合が多いです。

それを 「そういうことだったんだ」と お客さまが理解できるレベルに まで問題点を整理することが できれば、 問題解決策の道筋は見えて きます。

では、問題整理のために必要な ことは?

「発言の背景にあるものが何か」 を引き出すヒアリングです。

今回は、相続や事業承継に限ら ず、生命保険のご提案でも活用 できる 「何をヒアリングすべきか」 についてたっぷり語ります。